銀の風

三章・浮かび上がる影・交差する糸
―37話・先行き不透明―



―宿屋―
すっかり日も暮れ、だんだん寒くなってきた砂漠の夜。
しかし暑さと違って頭がボーっとしないので、
話し合いをするにはうってつけといえた。
リトラ達は次の目的地を決めるため、
床に地図を広げて、パーティ全員が話し合いに入っている。
「で、誰か次の目的地の見当がつきそうな情報とか聞いてないか?」
『……。』
アルテマやリュフタ辺りが、気まずそうに視線を泳がせている。
もとより彼らには期待していなかったが、
それでも何の収穫もなかったかと思うとため息が出る。
「おいルージュ、オメーの方はどうなんだよ?
つーか、お前なんか前は敵についてたじゃねぇか。
そん時に、あいつらの目的とかなんか聞いてないのかよ?」
「くわしくは聞いてない。
俺はただ、お前らを殺すために一時雇われただけだからな。
そんな奴に、細かいことまで教えたりはしない。
どこでも一緒だ。」
「あんた、まじめにやる気あるわけ?!」
ルージュのそっけなさすぎる物言いに、即座にアルテマが噛み付いた。
もっともな反応だが、言ったところで無駄である。
「やる気のあるなしじゃなくて、俺は事実を言っただけだ。
まぁ、これは俺の予測だけどな……、
多分そろそろ、俺達を狙った刺客が来る。
リトラ、どうもお前の行動は奴らに都合が悪いみたいだからな。」
「そーいや、ルージュ以外はぜんっぜん無かったよな、そういうの……。」
じっくり考えなくても、
誰かの意図で行く手を阻まれたという事はほとんどない。
幸いな事だが、ルージュが一度刺客として送り込まれてきた以上、
それからずっと音沙汰無しというのも奇妙な話だ。
「せやな。けど、敵さんにとってうちらの行動が都合悪いっちゅーことは、
召帝はんを追いかけて、あの人に近づけば近づくほど、
追っ手に出会う可能性は高まるかもしれへん。
もしかしたら、召帝はんが逃げてるのは、
いまいち正体がわからへんその敵さん連中かも……。」
「もしじゃなくて、十中八九そうじゃなーい?
ていうかそのぐらい、追いかけ始めたときに気がつかなかったわけー?」
ナハルティンのもっともなつっこみが図星だったのか、
リトラの片眉がぴくっと上がった。
「うっせーな!その『何から』逃げてるのかわかんねーから、
こっちだって馬鹿みてーに後を追いかけるしか出来ないんだよ!!」
バンッと荒々しく机を平手で叩く。
気弱なフィアスがあからさまに怯えるが、お構いなしだ。
「ま、そりゃそうだろーけどね〜。
でもあんた、ちょ〜っと落ち着いた方がいいんじゃなーい?」
「そうですよ。いらいらする気持ちは分かりますけど、
あわてても何も解決しませんよ?」
「そりゃそうだけどよー……!」
頭で分かっていないわけではないが、
だからといって感情が収まるわけもない。
苛立つ気持ちから、拳を爪が食い込むほどぎゅっと握りこむ。
「う、うまくいかない時にいらいらする気持ちは、
私にも分かります。ですが、今は……。」
どうにかなだめようとしているつもりなのか、
後半言葉に詰まりながらもジャスティスがリトラにそう言った。
さすがに、何度も同じ事を言われるのも子供じみて嫌なので、
リトラは努めて落ち着きを取り戻そうとする。
普段考えがまるで違うジャスティスとナハルティンが、この点では口をそろえたのだ。
ここは一つ、無理にでも落ち着いたほうがいい。
「わかったよ!でもよ、マジでこれからどこ行けばいいんだよ?」
「確かにそれが問題やなぁ……。
もしかしたら、もう人間の住んどるとこじゃ、
これ以上の情報は入らへんかも知れへん。」
もうすでにバロン、トロイア、ダムシアン、ミシディアといった主要国は、
一通り回ってしまったはずだ。
行ったことはないが、最近まで閉鎖的だったエブラーナには、ほとんど船も出ていない。
召帝や謎の敵の情報が得られる可能性は薄いだろう。
ファブールはまだ可能性があるかもしれないが、
もっと人の出入りが激しい他国に情報がない以上、やはり望みは薄い。
さらに正体不明の敵の情報となると、現状では有力な手がかりの入手は絶望的だ。
そうなると本当に、手詰まり感がぬぐえない。
「……なら、ヴィボドーラを目指すのはどうだ?」
『ヴィボドーラ?』
アルテマやフィアスを含む数名が、
異口同音に行き先を提案したルージュに聞き返す。
「ヴィボドーラ、ですか……。」
「あそこかー……。
たしかにあそこなら、なんかつかめるかも知れねーな……。」
ペリドとリトラが、分かった風な呟きをもらす。
その国を知らない他のメンバーも、
そこが何か特別なのだろうという事くらいは理解できた。
「ねぇ、そこってどこなの?」
名前だけ出されても分からないアルテマは、
そこの事を分かっていそうなペリドにたずねる。
いつものことながら、どうもこのパーティは人間が話題に取り残されがちだ。
最初は少しばかり聞くのが恥ずかしかったが、今ではもう恥もない。
質問に慣れる位、人間には分からない話題が多いということだが。
「あ、ご存じないですよね。
ヴィボドーラというのは、ゴアディス大陸にある動物と魔物が住む国です。
人間以外の知性ある生き物には、とても有名な国ですよ。」
「へー、なるほどね〜。」
国は人間だけが作るものという、
人間の常識しか知らないアルテマは、単純に面白いなと思って感心している。
端的に聞いても漠然としたイメージしか浮かばないが、
それだけでも人間の国とは一味違いそうだ。
「え、動物さんがすんでるの?!
じゃあ、ねこちゃんとかうさぎさんとか居るの?」
『動物が』の部分だけ耳ざとく聞きつけて、
フィアスがキラキラと目を輝かせる。
きっと頭の中では、かわいらしいウサギや犬猫が飛び跳ねているに違いない。
「えーっと……まぁ、居る事は居ますけど。
そうじゃなくて、例えばチョコボとかカーシーとか……。
魔物だったら、ドラゴンやベヒーモスなんかも住んでいるんですよ。」
「へ〜……でもチョコボとかはいいけど、
モンスターまで居るのはちょっと嫌かも……。」
ドラゴンやベヒーモスと聞いて、アルテマが自然と口の端を引きつらせた。
モンスターは、やはり普段襲い掛かってくる凶暴なイメージがあるし、
実際に危険な目にあっているので当然の反応だが。
「確かにちょっと、不安ではありますね。」
ジャスティスも、少々不安そうな顔をしていた。
「行ったら食べられちゃったりしないよね??」
フィアスが、少々おびえた様子でこわごわと聞いた。
その露骨なおびえように、ついふき出しそうになるのをこらえてリュフタは説明する。
「大丈夫やって。そんじょそこらの魔物とは違うさかい。
町とか決まった道にいる限りは、いきなり襲って食べたりせんで。」
「そ、そうなんだ……よかったぁ。」
心底ほっとした様子を見せるフィアスと、
口にこそ出さないが、あからさまにほっとした様子のアルテマやその他一部のメンバー。
当のヴィボドーラ住人に見られたら、偏見だと憤慨されそうである。
「あの、今からそっちの心配したってしょうがないと思いますが。
それより、行く方法を考えなくていいんですか?」
「そーそー。ヴィボドーラ行きの船なんて、聞いた事もないし〜。」
『あ。』
すっかり行ける気になって論議していたメンバーが、
ジャスティスの指摘で間抜けな声を上げる。
そう、忘れてはいけない。
ヴィボドーラはリア同様、封印されていた大陸にある国だ。
船が出ているわけもない。行く手段から考えなければならないのだ。
「でも、リトラさんは確かリアから来たんでしょう?
あそこからこちらにはどうやってきたんですか?」
「それなんだけどよー……。
バレねーように片道のワープゾーン使ったから、帰り方がいまいちわかんねぇ。
ケリーに乗るのもありだけど、今のおれの魔力じゃ途中で尽きちまう。
最低でも、飛んでいくには3日はかかるって言うのによー。」
通常、召喚した状態を維持するには、
MPを一定量ずつ放出している状態を維持する必要がある。
長時間になればなるほど、当然維持は難しくなり、
たとえ1時間程度であっても見た目よりも大変なのだ。
ケリー、もといケーツハリーは比較的ランクが低く、
消費する力も少ない幻獣だが、
3日も召喚した状態を維持する事は限りなく不可能に近い。
ミストの村を守っていたミストドラゴンのように、
長期にわたる召喚を前提とした、特殊な契約をしていれば別だが。
「デジョンズはー?」
「んー、ゴメン。あれはよっぽどの術者じゃないと、
知ってる光景以外の手がかりでワープするのは無理なんだよね〜。
全っ然カンケーないとこ行っちゃうかも。
下手したら、次元の狭間っていうめんどーなところに放り出されちゃうし〜。」
デジョンズは空間を移動する魔法の中でも、
確かに長距離を移動できる便利な魔法だ。
しかし、移動先の風景などをイメージする必要がある魔法であるため、
行った事がない場所には原則として移動が出来ない。
無理にやれば、行き先を指定せずにワープした状態と同じ扱いになり、
ナハルティンが言うようなオチになるのだ。
「そうなの?」
「うん。てわけで、船もないんじゃ望みはクークーってわけだけど〜……。」
「じゃあ、クークーに乗って明日そこに行くの?」
「それは無理でしょう。
私たちを海を越えるのは、とても大変な事です。
ズーは渡り鳥じゃありませんし……。
天使だって、そんな長距離を飛ぶのは大変ですよ。よっぽどの体力自慢の方だけです。」
渡り鳥以外の鳥は、大陸間のような長距離をずっと飛べるようには出来ていない。
それに渡り鳥だって、適当に陸地を伝いながら渡りをするだろう。
地図を見る限り、バロンやダムシアンのある大陸との間には、
小島がわずかにあるくらいだ。
「ジャスティスさんの言うとおりですね。
地図で見れば、バロンからならちょっと近く見えますけど……。
実際は、とても遠いでしょうし。」
「えー、そうなの?」
地図の見方もろくに知らないフィアスは、
行けそうなのにと、1人でぶつぶつとつぶやいている。
実際は出来るわけないのだが、そこは経験不足ゆえの物言いだろう。
「んー、クークー1人ならできるかもしれないけど、
上にアタシ達が居るんじゃね〜。」
「大体海の上じゃ、あいつの食い物を調達できるかどうかも怪しいぜ。
フィアスの分なら、買ってきゃ良いけどよ……。
あ〜、ちょっと考えただけでもすんげー無駄遣いだけどな!」
確かに食料は、このパーティにとってかなりシビアな課題だ。
クークーは巨体ゆえに多くの食料を必要とするし、
フィアスは小さくても、人間姿のメンツの中で一番食べる。
それだけの食糧をもしも買って調達すれば、
普通の家庭の何か月分、いや何年分かもしれない食費が飛ぶか。
よほどそれが嫌なのか、言ってはいけない事をリトラは容赦なく口にした。
「うわ〜ん、ひどいよ〜!」
フィアスは自分でも食べすぎな事はわかっているだけに、
リトラのセリフが痛かったらしい。
しかしこれは母方の血が原因なので、本人が泣いた所でどうしようもない。
「ああ、フィアスちゃん泣かないといて〜な〜!
あ〜も〜、リトラはんも余計な事言わんといてや!!」
―ホントの事じゃねーかよ。
リュフタに怒鳴られて、心の中でだけ反論する。
口に出せばまた怒鳴られるのが目に見えているので、
それなりに賢明な判断だった。
「ま、とにかく今はそういう事で、
ヴィボドーラに行く事だけを考えようぜ。
あそこにいけば、ポーモルだって仲間が居るし。」
「え、居るの?!」
「だって、モーグリってたしかあそこに居るのが最後で、
他のところだといなくなっちゃったって……。」
「そりゃ、人間が住んでるところはな。
でも、あそこは人間以外の種族なら、ゴブリンから天使までそろっちまう国だ。
モーグリも、そんなに数は多くないけどちゃんと住んでるぜ。」
「へー……じゃあ、ポーモルも仲間に会えるんだ!」
住んでいた森を失って一人ぼっちのポーモルも、
ヴィボドーラに行けば仲間に会える。
彼女が聞けば、どれだけ喜ぶだろう。
「そういう事になりますね。よかった……。」
ペリドが、我が事のように嬉しそうな安どの表情を見せる。
優しい彼女は、ポーモルの身の上を聞いてからずっと気にしていたのだろう。
「ま、いつまでもつれまわすのも良くないしな。
……けどよ、それも行けなきゃ出来ない話じゃねーか。」
「ていうかそれを言うんなら、
あんた召帝見つけた時、どうやって国に帰るつもりだったわけー?」
ナハルティンにそう指摘され、リトラは一瞬言葉に詰まった。
そして一拍置いて、目をそらしながら一言つぶやく。
「……色々。」
「あの、全然説明になっていませんけど……。」
ペリドがそっとつっこみを入れるが、リトラは黙殺した。
教える気がないのか、全然考えていなかったのかは闇の中である。
「あ……そうだ。あれを使えば、クークーでも行けるかもな。」
『アレ?』
ルージュの呟きを耳ざとく聞きつけ、ほぼ全員の声が、一度に重なった。
「ああ。竜の止まり木って言うアイテムだ。」
「なんか、とってもすごそうなアイテムだけど……?」
ちょっと見た目の想像がつかないが、
竜とつく以上、多分優秀なアイテムなのだろうとアルテマは推測した。
「そこまですごいかは知らないが、遠くに飛ぶ時は便利だぜ。
何しろこれさえあれば、海の上でも休憩が取れるようになるからな。
作るのも竜にとっては難しくないし、材料も竜には簡単に手に入る。」
「それって、どこかに売ってる?」
フィアスがすぐに聞くと、ルージュは少し考えてからこう答えた。
「売ってる事は売ってるが、
あれは羽がある生き物じゃないと意味が無いものだから、めったにない。
あったとしても、材料のせいで馬鹿みたいに高いぞ。
はっきり言って、作った方が安い。」
「材料が高いのに、何で作ると安いんですか。
ちょっと理屈に合っていませんよ。」
確かにジャスティスの言う通り、そのままならちょっと変な話である。
フィアスとアルテマは、すでに頭がこんがらがっているらしく、
2人して首をひねっていた。
「そりゃ、材料の一つが竜のうろこだからだ。」
「あ〜……それなら納得や。
せやな〜あんさん自身がドラゴンやし、うろこは元の姿なら取り放題やな。」
「じゃあよー、10枚くらい余分に取って売っぱらえば……。
これくらいの量なら、まとめて売っても相場は下がんねーし、
元々いつも竜のうろこは品薄だから……。」
リトラの目の色が、一気に商人のような輝きに変わった。
手元にこそそろばんは無いが、
頭の中に内蔵されたそろばんは、凄まじい勢いで利益を算出したようだ。
見ている方が呆れる位のしたたかさである。
「おい、なに人のうろこで皮算用してんだよ……!
誰が余分にくれてやるもんか。」
「でもー、行く時のご飯代に使うんなら良いでしょ〜?
3日分とかでも、けっこー馬鹿になんないし。」
ナハルティンが、半分冗談めかした態度で迫ると、
意外にルージュはあっけなくうなずいた。
「ああ、もちろんそっちは良い。
でもリトラのその目は、絶対汚い方だな……。」
金に汚いこと自体は別にそこまで悪いとは思っていないが、
竜ゆえにプライドが高いルージュは、
うろこを利用される事が気に食わないようだ。
こっちはこっちで、パーティの財政には、
最低限の協力しかする気がないという冷たい態度である。
「お金に汚い人って、最低です……。」
「それさー、言うだけ無駄だと思うけど。」
ペリドは嫌悪感をあらわにするが、
アルテマの言うとおり、言うだけ無駄だ。
倹約を通り越してケチな上、儲けの匂いとなれば一気に食いつく。
この金に対する執着は、もう本能レベルに近いのでどうしようもない。
もう無視して放っておくべきだろう。
「それより話を戻しましょう。
材料を集めなければいけないでしょう?」
「で、まずはどこ行くんだよ?」
とりあえずそれた話を戻し、改めて次の目的地の相談に入る。
材料を集めるにしても、採取地がわからなければお話にならない。
またそれ以前に、竜のうろこ以外の材料も知る必要がある。
「まずはホブス山に行かないとな。
後は……確か、あのあたりのチョコボの森の裏の山のがけにある木がいるな。
ジェデムっていう奴だ。」
「あ〜、ちょっと高いロッドとか杖に使う奴だな。」
普通、武器の素材まではいちいち気をつけていないものだが、
レアアイテムにも目がないリトラはその辺に詳しいらしい。
他の仲間にはなかなか耳慣れないその名前だけで、形も想像がついたようだ。
「それって、そこにしかないの?」
「いや、がけっぷちとか、山ならあちこちに生えてる。
ただ、この辺りはちょっとそれらしいところは無いな……。」
あちこちにあるとはいっても、さすがに雑草ではない。
やはり、それなりに場所は選ぶようだ。
元々植物に乏しいダムシアンでは、そもそも期待薄だったが。
「そっか。じゃあ、行く途中とかもだめなわけ?
山の方とかあるでしょ?」
「ちょっと無いな……極端な乾燥は苦手なんだよ、あの木は。」
ダムシアンにも確かに山はあるが、
あそこの辺りは乾燥しがちだ。
乾燥と暑さに強い植物でなければ、とても対応できない。
「で、キアタルにも無いってわけ?」
「そういうことじゃないんですか?」
この辺りには、というくらいなのだから、
恐らくないと見て間違いはないだろう。
「そーだな。ジェデムはキアタルの方にもねえよ。
大体、人間の住んでる辺りでジェデムがあるって言われてるのは、
トロイアとバロンと……ファブールにミシディアだったぜ。」
おおむね、一般的な植物が生育できるエリアといったところだろうか。
やはり、ここからならファブールかバロンしかない。
ここからならバロンの方がより近い気もするが、
恐らくホブス山にあるアイテムは、バロン国境の山脈にはないのだろう。
わざわざファブール方面に行くことには、他にも理由はあるかもしれないが。
「ま、とーにーかーく。
今はおとなしく、ファブールに直行すりゃいーんでしょ〜?」
「そういうことみたいやな。」
いったんは遠回りになってしまうものの、
これでようやく、次の目的と取るべき行動がまとまった。
人間の国では得られない情報を得るために、まずは移動するための物を作る。
出来たらつつがなく事が進めばよいのだが、
恐らくそうは問屋がおろしてくれないだろう。
そう思うと、少ししゃくなリトラだった。



―前へ―  ―次へ―   ―戻る―

とうとう2ヶ月オーバーしました。もう弁解のしようもありません。
申し訳ございません……ぐはぁ。
ようやく手詰まり感から抜け出せそうな展開になってきました。
ここまで来るのに、どれだけの年月と話数を費やしたことか。
ここから先は、もう少しボス戦なんかも増やしたいところです。
書くほうにとっては、これから楽しい辺り……になるといいんですが。
楽しいと少し早くなるので。少し。